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南九州大学・人間発達学部附属 環境教育センター

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環境教育演習の授業で重富干潟へ

5月29日(月)
「環境教育演習」の授業の一環として、
鹿児島県の霧島錦江湾国立公園内の重富干潟へ。
海辺でのフィールドワークが目的です。

干潟はESD(持続可能な開発のための教育)を実践する格好の場所。
しかし開発によって、日本中で多くの干潟が姿を消しました。
森林と海をつなぐ干潟は「巨大な濾過装置」とも言われ、
生態系の中でとても重要な働きをしています。

学生たちがそのことを実感するということを目的に、
「環境教育演習」の授業に組み込んでいます。

環境省の施設「重富干潟なぎさミュージアム」でレクチャーを受けた後、
目の前の干潟へ出て、いろいろな生き物を採集、
その観察までを活動内容としています。

将来、子どもたちを指導するうえで、
今回の演習はきっと貴重な体験としてそれぞれに生きてくることでしょう。


環境教育センターでは、大学の講義と連動し、
学生たちがESD・環境教育のセンスとスキルを総合的に習得できるよう、
教育プログラムを創造しています。
# by nankyu-eec | 2017-08-31 15:29 | ・学生による実践活動

宮崎県主催「水辺環境調査研修」に学生が参加しました

宮崎県環境管理課が実施した「水辺環境調査研修」を
5月26日に子ども教育学科 4 年生 3 名が受講しました。

この研修は、宮崎県が市町村の環境事業担当者向けに開催しているもので、
当環境教育センターが都城市環境政策課からの協力依頼を受け、
本学の学生も平成26年度より参加しています。

午前中は衛生環境研究所での座学。
午後は、加江田渓谷へ移動して、実際に調査体験します。
「水の透明度」「自然の音」「景観」「水のにおい」などを調査し、
次は「水生生物の調査」。

短い時間ですが、いろいろな発見があります。
この体験は、学生たちの将来にどんな形で生きてくるか楽しみです。

研修を受けた学生たちは、今後日時があえば、
都城市内の小学校が総合的な学習の時間等に実施する「水辺環境調査」に参加し、子どもたちの調査のサポートを行うことになります。
# by nankyu-eec | 2017-05-31 15:27 | ・学生による実践活動

沖縄生物学会で小学生が研究発表

5月20日(土)、沖縄県の琉球大学において、
沖縄県座間味村の小学生が、100人あまりの専門家の前で研究を発表しました。

今年は慶留間小学校の副田奈々子さんが
堂々と自分の研究について発表しました。

タイトルは
「慶留間島の自然 ~シカの角で年齢がわかるのか~」

自分自身の「なぜ」を大切にしながら
地域の自然探検を繰り返すなかでテーマをみつけるので、
真に自分ごとの研究になっているため、
大勢の人を前にして自分の言葉で堂々と話せます。

これは小学校の総合的学習の時間に取組んだ研究成果を、
座間味村の子どもたちが毎年発表しているものです。
# by nankyu-eec | 2017-05-20 15:24 | ・小学校での環境教育